関西で日帰り登山をする中で、一番気軽にいける100名山伊吹山です。
私も妻、友人などと何度か登りにいっています。
伊吹山の良いところはしっかり登れるところだと思います。
標高250mから山頂の1377mまで自分の足で登る。勿論きついですが、その分、植生や風景の移り変わり、気温の変化、これらをたっぷり楽しめます。登山の醍醐味がきっちりと詰まった山だな、と登るたびに思います。
本記事では、伊吹山のバス移動による登山ルートを紹介します。
伊吹山登山概要
滋賀県と岐阜県の県境にある標高1,377mの山です。100名山にも選ばれています。
移動手段
行き帰り:バス(近江長岡駅から登山口へバス)
登山口周辺に駐車場もあるので車でももちろん可です。
所要時間:4時間半ほど(休憩除く)
登山口から~頂上2時間半、3時間ほど、頂上~登山口1時間半~2時間ほど
距離計10キロほど(標高差1150mほど)
トイレ:登山口、途中、山頂付近にあり
温泉:登山口から2キロほどにジョイ伊吹という施設があり、その中に薬草の湯という温泉があります。
9月中旬に行った際は服装はこの夏の服装の長ズボンバージョン、薄いウィンドブレーカーを持参で行きました。(ウィンドブレーカーは山頂でのみ使用)
登山ルート(駅から登山口まで)
近江長岡駅ですが、大阪京都方面からですと米原駅で大垣・名古屋方面へ乗り換えることとなります。
ここがJR西日本とJR東海の境にもなりますので、近江長岡駅ではICOCAが使えません。近江長岡駅でそのまま降りようとすると駅員にちょっと呆れられますので注意しましょう。
改札をでたら左側にバス停があります。バスの時刻は近江鉄道のホームページにあります。
近江長岡駅~伊吹山登山口は370円でICカードは使用できませんので車内で両替するか小銭を準備していきましょう。
20分ほどで登山口につきます。ここにトイレや戻ってきた際の靴の洗い場などがあります。
すぐ近くに登山口と登山届を書くスペースなどがあります。
入山協力金も支払うと缶バッチとマップがもらえます。
いよいよ登山スタートです!
登山ルート(5合目まで)
始めは木々が茂った道を歩いていきます。20分ほどで開けた1合目につきます。
1合目でベンチもありますので水分補給等しっかりしておきましょう。
パラグライダースクールの着地場所などもあり、喫茶店などもあります。
そこからまた20分ほどで2合目です。
いよいよ伊吹山の全貌?が見えてきます。秋はススキが綺麗なエリアでもありますね。
2合目からは20~30分ほどかと思います。
3合目にあるトイレから頂上まではトイレがありませんので、注意しましょう。
3合目から15分ほどで4合目です。ここから振り返った景色はとても綺麗なので写真にぜひ納めましょう。
自販機が見えてくると5合目です。4合目から10分ほどです。いよいよここから傾斜がきつくなっていきます。しっかり休憩しておきましょう。
登山ルート(頂上まで)
5合目を過ぎるとまず、遠くに見える避難小屋を目指して登っていきます。岩がごつごつしてきますので、道を譲ったりしながら進んでいきましょう。
5合目から20分ほどで6合目です。このあたりからガスってきます。
6合目から15分ほどで7合目です。雲と同じ高さにいますね。
7合目から15分ほどで8合目です。ここにベンチがありますので適宜休憩をとりましょう。
9合目の標識はないので(見つけられず)ここから一気に頂上へ向かいます。
頂上がみえてきました!頂上付近のマップもあります。
最後の狭い道にくるとあと少しです。そして山頂到着です!8合目から25分ほどでした。
頂上の広場は広く、トイレなどもあります。ハイカーとドライブウェイから来た方もいるので、賑わっています。ベンチなどもたくさんあるため、昼食をみな食べていました。
クッカーを持ってくるか迷いましたが、今回は売店で食事をいただきました。伊吹そば(山菜そば800円)が体にしみわたります!!今まで食べたそばの中で一番おいしいのでは?山頂で食べるご飯、登山の醍醐味ですね~。
今回はホットコーヒーまでいただいてまったりしました。
下山は行きと同じルートを降りていきます。この日は運よく、帰りはほとんどガスっておらず景色がすごく綺麗でした。(頂上はガスっていて、何も見えませんでした)
ススキなども撮影しつつ、足の負担を感じつつ下山です。
下山は1時間半ほどでした。
行きと同じバス停にてちょうどバスがきたので(近江長岡駅行きと長浜駅行きがありますがどちらでも温泉にいけます)、乗車し、ジョイ伊吹で下車し、薬草の湯にいきました。
建物としては伊吹薬草の里文化センターとなります。
(住所:滋賀県米原市春照37)
月曜が定休日(祝日は営業)ですので、月曜に登る際は注意ください。
薬草の湯の料金は大人620円、小学生以下は310円です。
検温や入場人数の制限もありました。
タオルのレンタルはありませんので注意ください。(販売のみでタオル:200円、バスタオル:650円)
ジョイ伊吹から駅までのバスは本数が少ないですが、畳みの休憩室があるので、そこでゆっくりするか、何人か同じ境遇に方がいると思いますのでタクシーを相乗りすると良いと思います。僕はいつもタクシー相乗りです。(近江長岡駅まで1500円ほどです)
しっかりと登ったあとの温泉はやはり最高ですね。伊吹牛乳も販売されているのでぜひ飲んでみてください。
以上、伊吹山の紹介でした。他の関西の山についてもこちらの記事で紹介していますので参考にしてください。