本記事は
妊活や妊娠について学びたいが何からみたらよいかわからない。
おススメの本やサイトが知りたい
といった方におススメです。
実際に僕が読んで妊活・妊娠意識が高まった本、今も継続してチェックしているサイトなどを紹介します。
それぞれ2個ずつ紹介していきたいと思います。
小説編
まずは小説ですが、
川上未映子さん きみは赤ちゃん
乳と卵で芥川賞を受賞されたことなどで有名ですね。好きな作家さんの一人でもあります。
35歳で初めての出産。それは試練の連続だった!つわり、マタニティーブルー、分娩の壮絶な苦しみ、産後クライシス、仕事と育児の両立…出産という大事業で誰もが直面することを、芥川賞作家の観察眼で克明に描き、多くの共感と感動を呼んだ異色エッセイが待望の文庫化。号泣して、爆笑して、命の愛おしさを感じる一冊。
裏表紙より
本来はもっと知識を習得して出産に向かうべきなのかもしれませんが、妊娠・出産・産後の心理状況を巧みな文章力で表現されている一冊。
すでに経験されてる方にはおそらくものすごく共感できますし、これから経験される方にはイメージしやすくなるのではないかと思います。
僕は小説を読むのが好きですが、小説を読むと今まで自分がうまく言葉にできない感情が表現されている本に出会えることがあります。本作も多くの人にとって、そういう作品なのではないかと思います。
男性としても、読んで少しイメージすることができました。
辻村深月さん 朝が来る
これまた僕が高校生、大学生のときに作品を読み漁った大好きな作家さん。
ドラマ化もされていますし、2020年10月には映画も公開予定ですね。
長く辛い不妊治療の末、栗原清和・佐都子夫婦は、民間団体の仲介で男の子を授かる。朝斗と名づけた我が子はやがて幼稚園に通うまでに成長し、家族は平穏な日々を過ごしていた。そんなある日、夫妻のもとに電話が。それは、息子となった朝斗を「返してほしい」というものだった――。
自分たちの子供を産めずに、特別養子縁組という手段を選んだ夫婦。
中学生で妊娠し、断腸の思いで子供を手放すことになった幼い母。
それぞれの葛藤、人生を丹念に描いた、胸に迫る長編。商品説明より
これは妊活について考えるキッカケにもなる作品です。
男性としても中々ショックを受ける内容ですが、すごくリアルです。
辻村さんらしい話の構成で、読むのに夢中になってしまいますが、「こどもをもつ」ということを深く考えるキッカケになるのではないかと思います。
知識本篇
妻が助産師なこともあり、教科書等でも僕は勉強していますが、
それ以外で特におススメの2冊を紹介します!
やさしく正しい 妊活大事典
女性が中心に進むことの多い「妊活」や「不妊治療」。
しかし、男性側にも原因がある割合は48%にものぼる。
本書では女性だけではなく、男性も理解しておくべき
妊娠のメカニズムから、体外受精、パートナーのメンタルケア、
不妊治療に掛かるお金の話までを網羅。
主人公のサラリーマン「せいじ」と産婦人科専門医「きょうこ先生」の対話を通して学ぶことができる。出版社からのコメント
帯にウチの旦那に早く読ませたい!と書いてありますが、本当にその通りで、
何も知らない状況でこの本に出会えていたら、もっとはやくに妊娠のことについて知れていただろうな、と思いました。もっとはやく出会いたかった1冊。
基礎中の基礎の知識から、夫婦で取り組むべきこと、考えるべきことなどが載っており、この本を読むことが夫婦のコミュニケーションのキッカケにもなると思います。
載っているデータも情報元が載っており、信頼できる一冊です。
まずこの1冊、何よりこの1冊!って感じです。笑
卵子の老化に負けない 「妊娠体質」に変わる栄養セラピー
食べ方を変えれば、赤ちゃんがやってくる!
予約のとれないクリニックの院長と、500人以上を妊娠に導いた人気栄養カウンセラーが、
最新栄養医学に基づく「栄養セラピー」で「妊娠体質」をつくる食べ物、食べ方をわかりやすくお教えします。
今注目のビタミンDや卵子の老化を防ぐ栄養素など、最新情報を盛り込んだ決定版。商品説明より
こちらの本は妊娠に必要な栄養とは、という観点で妊娠の理解が深まります。
妊活を始めるタイミングというよりは料理をする人みんなに読んでほしい1冊です。
特に妊活に取り組む夫婦であれば、旦那側が料理をする機会は増えていくので、この本を参考にしてもらうのがよいですね。
我が家ではもともと料理は半々ですが、この本を読んでからは、日本食品成分表も買ってしまって、栄養素とか調べながらメニューを考えたりするようになりました。意識がすごく高まりました。笑
サイト編
最後にサイトを2つ紹介します。
こそだてハック
「妊活」「妊娠・出産」「子育て」と知りたい情報が整理されており、今後ずっとお世話になるだろう、と感じているサイトです。レシピなどもあり活用させてもらっています。
性を正しく知るメディア「Coyoli」
上で紹介した妊活大辞典を出版されている会社が運営しているサイトです。
代表取締役 吉川さんのツイッターもすごく勉強になります。
これらの本やサイトを活用して、積極的に妊活・妊娠に関わっていきましょう。