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人工授精1回にかかる費用・時間は?男性目線での流れを紹介

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黄昏ほーむ
黄昏ほーむ
もっと男性も出産に関わろう!をモットーに当ブログを運営しています。助産師を妻に持つ僕が豊かな生活を目指して情報発信していきます。

人工授精は不妊治療の中でもより自然妊娠に近い方法とされています。

通常タイミング法の次に行われる不妊治療ですね。

僕たち夫婦も比較的早いタイミングで人工授精を行うようになりました。

 

本記事では人工授精一回にかかる費用や男性から見た流れを紹介していきます!

 

人工授精とは

人工授精とは調整した精子の懸濁液約0.2~0.5mlを子宮腔内に注入する方法のことをいいます。

つまり、男性の精液から元気な精子を取り出し、カテーテルで女性の子宮内に注入するということです。注入後は精子が卵管まで移動し、卵子と出会い、受精し着床するという流れになります。人工と名前がつきますが、「精子が膣から子宮頸管を通り子宮内に移動する」この1工程を代替するということになりますね。

 

人工授精の妊娠率は年齢によって異なります。

1回あたりの妊娠率は

30歳未満 12~13%
30~34歳 9~10%
35~39歳 7~8%
40~44歳 3~4%
45歳以上 1~2%

 

人工授精を5~6回実施した際の累積妊娠率

20代 30~40%
30代 約25%
40代 5~10%

などと言われています。

出典:https://kamiyaclinic.com/flow/iui/

 

日本産婦人科医会においても同じようなデータが示されています。

 

このようなことから通常5~6回実施、妊娠できなければ、次のステップ、体外受精へと進むことが多いようですね。

人工授精1回にかかる費用

かかる費用は病院によって様々ということですが、

1万5000~3万程度が一般的に調べるとでてくる金額ではないでしょうか。

 

実際に我が家でかかった金額では

  1. 検診(前日) 2,040円
  2. 精液提出・調整・注入(当日) 23,600円

計25,640円かかりました。

しかし、これだけではない方が多いのではないでしょうか。

我が家では卵胞の生育・排卵促進のため、ゴナールエフ皮下注ペンを処方してもらい、(助産師のため)自己注射し、卵胞の生育状況を定期的に検診にいっています。

ゴナールエフ皮下注ペンの処方&超音波検査で6,500円ほど

この検査などが1周期の間に複数回発生します。

つまり1周期では上記25,640円に加え1万~2万くらいかかりました。

そのため人によっては計5万近くかかります。

また、自己注射をするためには注射教室に行く(費用3000円ほど)、その都度産婦人科あるいか近隣のかかりつけ医に注射してもらう場合はさらに費用がかかります。

このような形でこまめな現状把握が大事となります。

 

因みに病院には妻のみで行っていただきましたが、健康保険証は提出しています。

このような苦労を積み重ね、検診ではある程度の子宮内膜の厚さ等を検診してもらい、準備が整ったら翌日などいついつに精液もってきてね~といった感じで進んでいきます。

男性目線での人工授精の流れ

①連絡

定期的に妻に産婦人科に通ってもらっているため、子宮内膜が厚くなってくると、そろそろ、ということで連絡を受けます。妻から明日提出するよー、と連絡が来ます。

 

因みに初めて人工授精となったときも、事前に夫婦で早い段階で人工授精になる、むしろ人工授精を薦めてもらおうという方向性で話していたため、病院から案内をもらえたときは喜びました。

本などで事前に妊活などの知識をつけていたのも良かったなと、個人的には思います。

夫婦で見たい妊活・妊娠について学ぶ・考えるおすすめサイト・本本記事では妊活や妊娠についての知識習得や意識を変えるのに役立つ本やサイトを紹介しています。それぞれ2種類ずつ紹介しています。ぜひ夫婦で学び、良い関係を築いていきましょう。...

 

1回目はうまくいかず、妻の身体の傾向を医師側も、私たち側も把握できていませんでした。2回目以降は卵胞の生育・排卵促進等行い、こまめな状況把握をしながら進めました。

特に卵胞の生育のために使用している注射で却って、卵巣過剰刺激症候群(OHSS)といったリスクも生じてきます。安全が第一ですので、医師の指示通りに通うのが良いと思います。

妻は頻繁に病院に通うことになるので、家事や料理など家でできることを夫側ができるだけやります。

②採取

妻に通ってもらっている病院では、このような容器に精液を入れて提出します。

病院によっては病院内で提出というのもあるようです。

その場合は病院内で用意されている部屋でビデオを見て、ということらしいですね。

家で採取する場合は、当日の朝6時以降に採取してなるべく早く提出(体温で温めて)ということなので、僕は朝早起きして、採取して、そのまま仕事という感じですね。

朝、射精してから出社というのはなんだか恥ずかしい気持ちはありますね。笑

 

ただ、妻は病院に行く手間であったり、精液を子宮内にいれたりと負担が大きいわけですから、男性側は楽させてもらっているので、少しでも良い精子をということを思いますね。

元々お酒は飲まないですが、夜更かししすぎないとか、ストレスを溜めすぎないということをこの期間は特に意識します。

 

③提出

妻に病院に提出にいってもらい、そして病院で洗浄、元気な精子を選定してもらいます。

この調整に3~4時間程度はかかるため、どうしても半日~一日の予定になってしまいます。

 

④注入

調整された精子を子宮内に注入してもらいます。

 

以上のような流れとなります。

男性としては、やはり元気な精子を提出するために、健康に気を遣うということですかね。

あとは僕は自慰行為があまり得意ではないし、好きではないですが、早朝からできるようにする、ということですかね。

人工授精においても男性と女性の間で負担の大きさがある、と男性側から考えても感じてしまいますね。その中で、できる限りのベストを尽くすことですね。