トラリピはマネースクエアが提供するFX自動売買サービスです。
各投資に何を期待するかを考えた上で運用するようにしていますが、
トラリピでは
・月一作業のほったらかしにできる(細かい確認など時間に追われることがない)
・毎月の積立の長期運用(複利効果がある)
・通貨ペアによりリスク分散できる
といったところを期待しており、子育て費用および老後資金の作成のため投資を行っています。
本記事では、下記記事の元手30万を想定した、トラリピの始め方を紹介していきます。
僕の設定やトラリピについては下記記事にて紹介していますので、お時間ある方はぜひ。
手順としては下記の通りとなります。
- 口座開設
- 入金
- 運用する通貨を選ぶ
- 注文(設定)
- 利益を得る
- 再投資(メンテナンス)、追加入金
以降④~⑥を繰り返し
順に解説していきます。
開始の流れ 準備編①~③
①口座開設
口座未開設の方はまずこちらからお願いいたします。
指示に従い入力していきます。
今回行うトラリピは「FX個人口座」となります。
IDを受け取ったら口座開設完了となります。
②入金
ログインし、入金します。
これは画面の指示に従って、入力していくだけです。
※後に紹介する例では33万、100万、300万を推奨しています。
③運用する通貨を選ぶ
本記事の例では通貨ペアは3種用意しており、どのペアから始めても構いません。
1通貨ペア33万で開始できる設定にしているため、100万の元手であれば3通貨ペアとも開始できます。
僕は500万ほどの運用資金にて下記の3ペアとドル円を運用しています。
1.カナダドル円買い、ユーロ円売りペア
対円通貨のため、設定や利益等わかりやすく、トラリピを始めて行う方におすすめです。
僕もカナダドル円からトラリピを始めました。
2.ユーロポンド
マネースクエアの中で最も新しい通貨ペアです。
近年はレンジ相場となっており、積極的に利益を狙うダイヤモンド戦略となっています。
通称ユロポンのことについてはこちらの記事も参考にしてください。
3.オージーキウイ
マネースクエア公式でも最強通貨ペアとも紹介されており、トラリピに向いている通貨ペアです。
ショック相場にも強く、高い利益を狙うことができます。
オージーキウイについては知りたい方はこちらの記事を参考にしてください。
いよいよ注文していきます。
開始の流れ 実践編④~⑤
④注文(設定)
上記が各ペアの設定となります。記載の項目に数値を入力していくことで設定できます。
本設定では、元手30万(33万)にて教育資金を稼ぐ設定となっており、月利0.8%を目標としています。
元手を100万の場合は、3通貨ペアとするか、1つの通貨ペアのトラップ本数を3倍にしてください。300万の場合は3通貨ペアのトラップ本数3倍となります。資金に余裕あればこれが一番おすすめかなと個人的には思います。
カナダドル円を例にとって画面を紹介していきます。
ログインした後、トレード画面のトラリピ注文をクリックします(画像の赤丸のところです)
”トラリピが初めての方へ”という解説もありますので一度確認しておきましょう。
通貨ペア:CAD/JPY、売買:買
レンジ:78.5~87.5、注文金額(万):0.1、
トラップ本数:19、利益値幅:0.500
決済トレール、ストップロス:それぞれチェックなし
今回は上記のようになります。入力し、確認→注文実行と進んでいきましょう。
続いてはスマホのアプリからの例をユーロポンドで紹介していきます。
上の表から該当の項目に数値を入力しました。
⑤利益を得る
注文が完了するとあとは相場が動くのをしばらくは待つだけです。
このような形で注文が約定していきます。
土日は為替が動かないのでトラリピを始めてから月曜が楽しみになりましたね!
開始の流れ メンテナンス編⑥再投資、追加入金
ポイント:ロスカットレートを守る
あとは定期的にメンテナンスを行います。
基本的には月1で決まった額(今回は3万)を入金し、注文を追加していきます。
トラップを毎月増やすことで利益がでる可能性を増やしていく感じです。
ここで一番大事なのがロスカットレートを守るということです。
各通貨ペアの設定一番右側に載せた部分です。
これはいくらまでレートの動きに耐えられるかを計算したものです。
そのため、この数値を把握しておくことが非常にポイントとなりますし、追加で注文する際に、これを守らないといくらまで耐えられるのかわからなくなってしまいます。(このロスカットレートが100%正ではありませんので、慣れてくるとご自分でアレンジしていくのも良いです)
証拠金維持にてだいたいの目安を知ることはできますが、このロスカットレートでリスクを管理する。これがトラリピでは一番大事だと僕は思います。
ポイント:注文本数の計算
このことを念頭に置き、追加注文方法を確認していきましょう。
先月の利益と合わせた額が今月追加で注文できる額となります。
例えば計画通り、2640円の利益があった場合、追加入金の3万と合わせた3万2640円分が追加注文できます。
基本的には現在のレートに追加していく形となります。
2021年8月3日現在のカナダドル円を例にします。
因みにカナダドル円ですと2万円で1本、ユーロ円ですと3万で1本くらいが目安となります。
目安通り、現在のレートでは2本の注文にすると、73.937円となり、設定の68.4円より高くなってしまうので、注文しません。そのため今回は1本の追加注文となります。
(レンジにはその時点でのレートはさむ形で、87.2-87.4とし、トラップ本数を2としています)
1本では22000円とすると約68.4以下となりましたので、今回の追加は22000円分使用したこととなりますので、32640-22000=10640円は来月の追加資金として持ち越すこととなります。
また、ユーロ円の売りでは32640円で1本で155円となり、ちょうどよいくらいとなりました。
このことから、買い分は1万ほど持ち越し、売り分は持ち越しなし、となります。
毎度きっちり今回の追加注文にはいくらかかるのか計算しても良いですし、2万で1本、と管理しやすいように決めてしまっても良いかもしれません。
このように毎月、利益と入金により注文を追加していきます。
トラップを増やしていくイメージですね。
ここまで解説してきましたが、習うより慣れろかなと思いますので、実際に注文して慣れていくのがよいかと思います。
また事前に知っておくとよいことは、トラリピは基本的に評価損を抱えながら運用していきます。
焦らず運用していきましょう。
不明点等あればTwitterの黄昏ほーむになんでも相談してくださいね。